歯ぎしり・食いしばり
- 注射後、一時的に咬筋の力が弱まることで、食事や会話に違和感を感じることがあります。
- 効果が出るまでに数日から数週間かかることがあります。
- 個人差により、効果の持続期間が異なる場合があります。
- ボトックス注射治療は、専門医の指導の下で行われる安全な治療法です。気になる点や不安がある場合は、事前にご相談ください。
ボトックス注射治療
こんな方にオススメ
歯ぎしりや食いしばりで歯がしみる方
夜間やストレスがかかるときに歯を強く噛みしめることで、歯の表面が磨耗し、しみる感覚が生じることがあります。
日常的にぐっと噛み締めてしまうことがある方
無意識のうちに噛み締めてしまうことで、歯や顎に負担がかかり、長期的には歯や顎関節に悪影響を及ぼす可能性があります。
顎が痛い、顎関節症の方
顎関節に負担がかかりすぎることで、痛みや不快感を感じる方に適しています。顎関節症は、咬筋の過度な緊張が原因の一つです。
マウスピースに穴が空いてしまう方
歯ぎしりや食いしばりが強いと、マウスピースがすぐに摩耗してしまいます。これは筋肉の過剰な力が加わっている証拠です。
嘔吐反射が強くマウスピースをつけることが出来ない方
マウスピースが口の中に入ることで嘔吐反射を引き起こす方にとって、代替の治療法として有効です。
治療の効果
咬筋にボトックスを注射することで、筋肉の過度な緊張を取り除きます。これにより、以下のような効果が期待できます。
歯ぎしりの減少
ボトックスは筋肉の収縮を抑える作用があり、歯ぎしりの頻度と強さを減少させます。
食いしばりの緩和
過度な力がかかることを防ぎ、日常生活での食いしばりを緩和します。
顎関節の痛み軽減
筋肉の緊張が和らぐことで、顎関節への負担が軽減され、痛みや不快感が減少します。
マウスピースの耐久性向上
歯ぎしりや食いしばりが軽減されることで、マウスピースの寿命が延びます。
嘔吐反射の軽減
マウスピースを必要としないため、嘔吐反射を気にすることなく治療を受けることができます。
ボトックス注射治療は、歯ぎしりや食いしばりによる問題を抱えている方にとって、非常に有効な治療法です。
特に、従来の治療法が効果を発揮しなかった場合や、マウスピースの使用に抵抗がある場合におすすめです。
治療の効果は個人差がありますが、多くの方が治療後に症状の改善を実感しています。
注意点
まとめ
ボトックス注射治療は、歯ぎしりや食いしばりによる様々な問題を抱える方にとって、効果的な治療法です。
筋肉の過度な緊張を取り除くことで、症状の改善が期待でき、日常生活の質を向上させることができます。
治療の効果は個人差がありますが、多くの方が症状の改善を実感しており、マウスピースの代替治療としても注目されています。
この治療法に興味がある方や、現在の症状に悩んでいる方は、一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
適切な診断と治療計画に基づき、快適な日常生活を取り戻すサポートをいたします。