インプラント
- 術後に痛み、腫れ、感染、内出血に伴う顔面皮膚の変色などが生じる可能性や神経損傷により知覚麻痺が起こる可能性があります
- 薬剤の使用によるアレルギー反応が起こり得る可能性があります
- 治癒期間中に仮歯で強く噛むとインプラントを損傷してしまう可能性があります
- 長期的に使用していくとインプラント体や上部構造に緩みや破損が生じる可能性があります
- お手入れ次第でインプラント周囲粘膜炎・周囲炎が生じる可能性があります
- インプラントの耐久性は天然歯と同じ様に口腔衛生状態により変化します
インプラント治療は、外科手術を伴う治療法です。あごの骨周辺には重要な血管や神経が存在するため、傷つけることなく安全にインプラントを埋め込むには、高度な技術と経験が必要です。
当院の歯科医師は、豊富なインプラント治療の実績を持っており、安心して治療を任せていただけます。
当院のインプラント治療は、抜歯即時埋入インプラントの第一人者・林揚春先生が提唱する「4Sコンセプト」に基づいています。
Short(短期治療)
Simple(シンプル)
Small(最小限)
Safe(安全)
4Sコンセプトには、以下5つの特長があると考えております。
特長1:短期間で治療が完了する
まず治療期間及び治療時間が短いことです。即時負荷インプラントの場合、治療期間は約8~10週間とされています。抜歯した部位を利用することで、手術時間を短縮できます。短い治療期間と治療時間は、忙しい患者様にとっても通院しやすくなります。
対照的に、一般的なインプラント手術では、抜歯当日には仮歯を装着しません。抜歯後、傷が治癒するのを待ち、インプラントを埋め込むまでに1~2ヶ月、場合によっては半年程度を要します。
治療期間が長いと、患者様は仕事やプライベートを考慮しながら予約をすることを負担に感じられます。したがって、治療期間の短縮は、患者様への様々な負担を軽減します。
特長2:即日で食事が可能
即時負荷インプラントでは、仮歯を即日装着することで、その日から普段どおりの食事が可能になります。仮歯があることでしっかりと噛むことができ、食事をする際の不快感がありません。
一般的なインプラント手術では、インプラントとあごの骨の結合を待つ「オッセオインテグレーション」期間が必要ですが、即時負荷インプラントではこの待ち時間が不要です。これにより、歯がないことによるストレスを感じることがありません。
歯がない状態で過ごす日々は、食べ物が挟まる、歯ブラシで傷つける可能性があるなど、日々のストレスが蓄積します。しかし、即日で仮歯が装着されると、普段通りの食事や歯磨きが可能になります。ただし、仮歯はあくまで仮のものなので、無理な力を加えたり硬い食べ物を避ける必要があります。
見た目の影響を心配することなく、即日で仮歯が装着されれば、普段通りに笑ったり話したりすることができます。これにより、日常生活がより快適になります。
特長3:即日で仮歯を装着できる
即日で仮歯を装着できます。即時負荷インプラントでは、抜歯直後にインプラントを埋め込み、仮歯を装着します。これにより、食事の際の不便や見た目の心配がなくなります。
一般的なインプラントでは、抜歯後にインプラントを埋め込むまで数ヶ月が必要となり、その間、食事の際に不便を感じたり、見た目に影響が出たりすることがあります。仮歯が即日で装着されることにより、治療期間中の様々なストレスを排除できます。
特長4:手術回数が一度で済む
手術が一度だけで済みます。即時負荷インプラントは、条件が整えば、抜歯直後に手術を実施し、仮の歯を装着します。このプロセスにより、麻酔は抜歯時にのみ必要となります。麻酔の際の針の痛みは避けられないものであり、これが苦手な人も少なくありません。麻酔の回数を減らすことで、患者の心理的、身体的なストレスが軽減されます。
他の一般的なインプラント手術では、抜歯とインプラントの埋め込みの両方で手術が行われるため、麻酔も2回必要になります。たとえ小さな痛みであっても、その回数が多いほど負担となります。そのため、麻酔を一度で済ませることができれば、治療を受けることに対する抵抗感が少なくなります。
特長5:腫れや痛みが少ない
即時負荷インプラント治療は、腫れや痛みを最小限に抑える方法です。これは、歯肉を切開せず、あごの骨をほとんど削らないためです。抜歯した穴を利用することで、あごの骨を削る必要がなく、患者の身体的および精神的な負担を軽減します。また、即日で仮歯を装着できるため、手術回数が減り、それに伴い全体的な患者への負担も減少します。痛みが少なければ、日常生活への復帰も早くなります。
腫れや痛みが少ないことは、患者の精神的な負担の軽減にも繋がります。腫れや痛みを心配して治療への一歩を踏み出せない人でも、これらが抑えられると治療を受けやすくなります。
インプラントが難しいと言われた方でもご相談ください
インプラント治療が難しい場合の多くは、インプラントを埋め込む部分に十分な骨がないことです。
当院では「骨造成」という処置で、あごの骨の増量を図っています。これにより、治療が難しいケースであってもインプラント治療が可能になることがあります。
ただし、骨造成は高度な技術を要するため、経験豊富な歯科医師による治療が必要です。
「あごの骨が足りないからインプラントは難しい」と言われて一度諦めた方も、ぜひ当院にご相談ください。
治療期間の短いインプラントオペも可能
当院では「抜歯即時埋入法」という方法を採用しています。通常の治療では抜歯後にあごの骨が治るのを待たなければなりませんが、抜歯即時埋入法ではあごの骨が治るのを待つ必要がなく、インプラントを埋め込むことができます。
これにより、治療期間を短縮し、早くしっかりと噛めるようになることができます。
ただし、抜歯即時埋入法はすべての症例に適用できるわけではありません。お口の状態によっては別の治療法が必要な場合もありますので、まずはお気軽にご相談ください。
当院の専門医師が最適な治療プランをご提案いたします。
患者様にとって安心なインプラント治療
インプラント治療は外科手術を伴うため、血管や神経を誤って傷つけるなどの重大事故のリスクが存在します。そのため、治療に入る前には入念な検査と綿密な治療計画が欠かせません。
当院では、患者さまが快適にインプラント治療を受けられるように、CT検査とシミュレーションソフトを使用した治療計画の策定を必ず立てています。
まずCT検査で、あごの骨の厚みや高さ、血管・神経の位置を正確に把握します。次に、医療用シミュレーションソフトを活用して、インプラントを埋め込む位置や埋入方法を詳細にシミュレーションし、患者様と共に治療計画を確認していきます。
手術時には、事前のシミュレーションに基づいてインプラントの埋入を行うために、サージカルガイドを使用します。
このように、当院ではCT検査とシミュレーションソフトを活用した慎重な検査と治療計画の立案を行うことで、手術中の重大事故を予防し、適切な治療を提供しています。
メンテナンスには特に力を入れています
インプラント治療は、他の歯を傷つけずに失った歯の機能を回復できる優れた治療法です。インプラントのメリットひとつに、上下の噛み合わせの高さを維持しつつ、噛み合わせ全体のバランスを保つことで他の歯に負担をかけないというものがあります。
しかしながら、インプラントのような優れた治療法を採用しても、むし歯や歯周病などの歯を失う原因をすべて取り除かない限りは、他の歯も失う可能性が高くなります。そうなると治療費もかさんでしまいます。
インプラントの治療効果を維持するためには、インプラントの定期的なメンテナンスだけでなく、むし歯や歯周病から歯を守る予防ケアも重要です。
このようにインプラント治療は、治療終了後のケアが特に重要です。患者さまのインプラントが長期間にわたって持続するよう、当院では最大限のサポートを提供しています。
インプラント治療の概要
インプラント治療は、むし歯や歯周病などで失ったとき、歯の代わりとして歯が抜けたところの顎の骨に人工の歯の根を埋めて、それを土台に歯をつくる治療法です。
安定感があり自分の歯のように食事や会話が可能で見た目にも自然です。
治療期間 |
3~6ヶ月 |
治療回数 |
8~10回 |
費用 |
35万~45万(税別)(1歯) |
リスク・副作用 |
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※治療期間・回数・費用は症状によって変わります
インプラント診療の流れ
Step1検査
検査器具やレントゲン、CTを使って、歯やあごの骨の状態を調べます。
Step2治療計画の説明
歯やあごの骨など、お口がどんな状態なのかを患者さんにご説明して、治療計画のご案内をいたします。
Step3手術
インプラント本体をあごの骨に埋め込みます。
Step4人口の歯を装着
インプラント本体の上に人口の歯を装着します。
Step5メンテナンス
インプラントを長持ちさせるため、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおススメしております。